【オーケストラ】
テレマン室内オーケストラ Telemann Chamber Orchestra
1963年に指揮者・延原武春が結成。延原の指揮のもとテレマン作曲「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」等数々の作品を本邦初演。主な受賞歴は、「大阪文化祭賞」、「音楽クリティッククラブ賞」、「大阪府民劇場賞」、「文化庁芸術祭優秀賞」(関西初)、「サントリー音楽賞」(関西初)等。
1990年バロック・ヴァイオリンのサイモン・スタンデイジをミュージック・アドヴァイザーとし、バロック楽器(18世紀当時の楽器およびそのレプリカ)による演奏を始める。2003年にはドイツのバッハ・アルヒーフから招聘を受け「バッハ フェスティバル inライプツィヒ2003」に出演し、C.P.E.バッハ「チェンバロ協奏曲Wq1」を世界初演した。
2006年からはクラシカル楽器(古典派の時代に使用された楽器およびそのレプリカ)による演奏を始め、2007年には同楽器によるF.J.ハイドンのオラトリオ「四季」を好演。「大阪文化祭賞グランプリ」を受賞した。2008年にはクラシカル楽器による「ベートーヴェン交響曲全曲&荘厳ミサ曲」を連続公演。これがきっかけとなり延原はドイツ連邦共和国より功労勲章を受章した。2009年よりテレマン室内管弦楽団をあらため「テレマン室内オーケストラ」と改称。2012年にはドイツよりバロック・ヴァイオリンのU.ブンディースを首席客演コンサートマスターとして迎えた。2023年には協会創立60周年事業第300回定期演奏会で1829年のメンデルスゾーンによるバッハ「マタイ受難曲」蘇演を再現。その功績が認められ、令和5年度大阪文化祭賞を受賞。
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浅井咲乃(ソロ・コンサートマスター)
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三谷彩佳(首席第2ヴァイオリン奏者)
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姜 隆光(首席ヴィオラ奏者)
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鷲見 敏(首席チェロ奏者)
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橋本将紀(首席コントラバス奏者)
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高曲伸和(アシスタント・コンダクター)
CDリスト